岡崎 今季国内最終戦でV!出産から復帰後最速タイムだ

[ 2013年2月17日 06:00 ]

女子500メートルで優勝した岡崎朋美

 スピードスケートのジャパンカップ最終戦第2日は16日、長野市エムウエーブで行われ、女子500メートルは41歳の岡崎朋美(富士急)が2回合計1分18秒56で優勝した。2回目に、出産から復帰後の最速タイムとなる39秒00をマークした。女子3000メートルは石沢志穂(トランシス)が4分13秒03で勝った。

 今季国内最終戦を「朋美スマイル」で締めくくった。岡崎は女子500メートル2回目、低い姿勢でしっかり氷をとらえて加速し、復帰後の最速タイムを刻んだ。狙った38秒台にわずかに届かず「ゴールでもうちょっと足を出せば良かった」と苦笑しながらも「思い描く滑りにちょっと近づけた」と満足感を漂わせた。この日の朝、義父母の家に預けている2歳の長女と久しぶりに電話で話し「少し元気が出ました」という。3月にカナダのカルガリーで行われる記録会に出場する。高速リンクでさらなる記録更新を目指すママさんスケーターは「しっかり38秒台を出したい」と意気込んだ。

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2013年2月17日のニュース