久光製薬 3年ぶりV 昨年女王の東レに逆転勝ち

[ 2012年12月24日 14:37 ]

東レを破り、優勝を決め喜ぶ久光製薬の選手

 バレーボールの全日本選手権最終日は24日、宮崎県の都城市体育文化センターで決勝を行い、女子は久光製薬が3大会ぶり3度目、男子はパナソニックが2連覇で4度目の栄冠を手にした。

 元日本女子の名セッターだった中田久美監督率いる久光製薬は第1セットを落としたが、第2セットは新鍋らの多彩な攻撃を軸に取り返した。第3、4セットも石田、石井らが切れのあるスパイクを決めて連取し、昨年女王の東レを破った。

 パナソニックは4年ぶりの優勝を狙った東レをフルセットで下した。清水、福沢の両エースが力強いアタックで引っ張り、最終セットはブロックも効果的に決まって、粘る相手を振り切った。

 ▽久光製薬・古藤千鶴主将 ほっとして泣いてしまった。ゲームに入る前から気持ちが一つになっていた。勝負どころで確実に点をとれた。

 ▽久光製薬・長岡望悠 みんなで勝ち取った勝利。本当に(中田)久美さんを胴上げしたくて、“どげんかせんといかん”と思っていた。みんなで一つになって頑張ってこれた。

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