松鳳山が新小結 松ケ根部屋初の三役 把瑠都は西関脇に転落

[ 2012年12月24日 07:28 ]

 日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月13日初日・両国国技館)の新番付を発表し、九州場所で10勝した松鳳山が新三役で西小結に座った。元大関若嶋津の松ケ根親方が1990年1月に創設した部屋から初めての三役で、駒大出身でも初となった。

 左太もも裏のけがで九州場所を途中休場し、大関で2場所連続負け越した把瑠都が西関脇に転落した。大関からの降下は2010年初場所の千代大海以来。今場所10勝すれば大関に復帰できる。

 2連覇と北の湖に並ぶ史上4位の24度目の優勝を目指す白鵬が東横綱で、西は新横綱の先場所で9勝6敗に終わった日馬富士。大関は東の正位が稀勢の里で西は鶴竜。さらに琴欧洲が東、琴奨菊が西で、昨年九州場所以来となる4大関に戻った。

 東関脇は先場所11勝の豪栄道で5場所連続の関脇。3場所ぶりの三役復帰となる栃煌山が東小結となった。

 新入幕は琴勇輝ただ一人で、香川県出身の幕内力士は58年九州場所の若三杉(後の大豪)以来。佐田の富士、宝富士、栃乃若、玉飛鳥が幕内へ返り咲いた。旭天鵬は史上5人目の関取在位100場所。

 新十両は東龍と鏡桜のモンゴル勢で、東龍は九州情報大出身者で初の関取。モンゴル出身の城ノ龍が十両に復活した。

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2012年12月24日のニュース