真央 逆転連覇も会心の笑みなし「最高の演技ができなくて少し残念」

[ 2012年12月24日 06:47 ]

大勢のファンから花束を受け取る浅田真央

フィギュアスケート全日本選手権最終日・女子フリー

(12月23日 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 フィギュアスケート全日本選手権最終日・女子フリーで23日、浅田真央(22=中京大)が1位の130・75点をマーク。演技ラストのジャンプでミスはあったものの、合計を193・56点としてSP2位から逆転。2年連続6度目の優勝を果たした。

 求めるレベルが高いからこそ、会心の笑みはない。

 フリー「白鳥の湖」に乗った4分間の熱演を終えた浅田が、悔しそうに息を吐き出した。ダブルアクセル―3回転トーループを決めた。苦手の3回転ルッツも無難に乗り越えた。

 だが、3―2回転のコンビネーションを予定していたラストのジャンプが、2回転になるミス。「最高の演技ができなくて、少し残念。次に向けて“頑張ろう”って気持ちが高まった」。フリーは今季自己ベストの130・75点。SP2位から逆襲のスワンが舞い降りたが、満足感はなかった。

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