早大9トライ!2季ぶり準決勝進出で下克上に自信

[ 2012年12月24日 06:00 ]

<早大・大体大>前半19分、早大・ 荻野(右)がトライを決める

ラグビー全国大学選手権第2ステージ最終第3節 早大61-8大体大

(12月23日 花園)
 早大は前半2分にFB原田が挙げた先制トライを皮切りに計9トライを奪った。粘り強い防御で、許したトライも1本だけ。2季ぶりの準決勝進出に、後藤監督は「正月の準決勝に向けて自信になった」と頬を緩めた。

 相手が自信を持つFW中心の攻撃を受け止め、ボールを奪ってはトライに結び付ける。前半だけで3トライを挙げたWTB中鶴(なかづる)は「チームの調子も上がっている。自信がついて、結果としてもいい形で出ている」と納得の表情だった。

 2次リーグを3戦全勝で突破し、4位に終わった対抗戦からの復調を印象づけた。バックスの充実ぶりが目を引くが、中鶴は「この先は簡単に抜けなくなってくる。相手に走り勝たないといけない」と気を緩めない。見据えるのは4季ぶりの覇権奪回だけだ。

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2012年12月24日のニュース