真央 逆転連覇!ヨナと対決へトリプルアクセル解禁に意欲

[ 2012年12月24日 06:00 ]

大勢のファンから花束を受け取る浅田真央

フィギュアスケート全日本選手権最終日・女子フリー

(12月23日 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 逆襲のスワンが舞い降りた。女子フリーが行われ、浅田真央(22=中京大)が1位の130・75点をマーク。演技ラストのジャンプでミスはあったものの、合計を193・56点としてSP2位から逆転。2年連続6度目の優勝を果たし、来年3月13日開幕の世界選手権(カナダ・ロンドン)代表に選ばれた。今季4戦全勝と進撃を続ける浅田が、3季ぶりの世界一を目指す。

 今季はGPシリーズ中国杯、NHK杯、ファイナル、そして今大会と4戦全勝。来年2月の四大陸選手権(大阪)、同3月の世界選手権の切符を手に入れた。

 世界選手権では、宿命のライバルで10年バンクーバー五輪金メダルのキム・ヨナ(22=韓国)と激突する可能性が高い。「今は冒険した練習をしていないので、これから冒険したい。レベルアップしたい」。ここまで封印してきたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)へのトライにも意欲十分。3季ぶりに世界一を奪回して、14年ソチ五輪へ。黄金の進撃は終わらない。

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