沙保里にラグビー界からラブコール　森元首相「使いたいなあ」

国民栄誉賞の受賞を祝う会であいさつするレスリング女子の吉田沙保里

　レスリング女子５５キロ級で世界大会１３連覇を達成した吉田沙保里（３０＝ＡＬＳＯＫ）の「国民栄誉賞受賞を祝う会」が都内で行われ、アントニオ猪木、九重親方（元横綱・千代の富士）、元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏ら約３００人が祝福に駆けつけた。

　吉田は「一つ一つの大会を頑張って、リオまでたどり着きたい」とあいさつ。日本ラグビー協会会長の森喜朗元首相からは「ぜひ使いたいなあ。伊調さんと浜口さんと３人でスクラムを組めば五輪に行ける」と４年後から正式種目となる女子ラグビー転向のラブコールを送られると、笑顔を見せていた。