17歳奥原 2連覇へ前進!ベスト4に進出

[ 2012年12月8日 06:00 ]

女子シングルスで4強入りした奥原希望

 バドミントンの全日本総合選手権第4日は7日、東京・代々木第2体育館で各種目の準々決勝を行い、女子シングルスで2連覇を狙う17歳の奥原希望(埼玉・大宮東高)が大阪国際チャレンジ覇者の高橋沙也加(パナソニック)を2―0で下し、5度優勝の広瀬栄理子(パナソニック)や三谷美菜津(NTT東日本)とともに4強入りした。女子ダブルスは今年限りでペアを解散するロンドン五輪銀メダルの藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)と昨年の世界選手権3位の末綱聡子、前田美順組(ルネサス)がともに勝ち、きょう8日の準決勝で対戦する。

 1メートル68と長身のサウスポー高橋を、振り切った奥原は「きのうまでの内容だと危なかったが、勝てて凄くホッとしている」と笑った。第1ゲームは根気強くラリーを続けてミスを誘い、12―14から9連続得点。第2ゲームも14―15から5連続得点で押し切った。手足が長い高橋の届かないところに打ち込むことを困難と判断し「自分から攻めずに拾い、いいタイミングで打たせないようにした」と言う。1メートル54の体で動き回って前後左右にシャトルを散らし、守りから勝利をつかんだ。

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2012年12月8日のニュース