沙羅2位、連勝ならず…最長飛距離も飛型点伸びず

[ 2012年12月8日 23:00 ]

W杯ジャンプ女子第2戦 高梨沙羅の1回目

 ソチ冬季五輪テスト大会を兼ねたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは8日、ソチで個人戦(HS106メートル、K点95メートル)を行い、女子第2戦で16歳の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)は1回目に最長不倒の106メートル、2回目も最長の104メートルを飛んだが、飛型点が伸びず258・0点で2位になり、第1戦に続く優勝はならなかった。

 サラ・ヘンドリクソン(米国)が103・5メートル、103メートルの264・2点で制し、通算10勝目を挙げた。

 山田優梨菜(長野・白馬高)が94メートル、92メートルで18位、伊藤有希(北海道・下川商高)は26位、渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)が28位だった。平山友梨香(北翔大ク)と葛西賀子(日本空調)は2回目に進めなかった。

 ▽高梨沙羅の話 昨季と同じようにテレマークが2回とも駄目で、やらなきゃいけないことができなかったのは残念。ただ少しずつ助走の課題が直りつつあるのは良かった。タイミングを合わせづらい台だと思う。(共同)

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2012年12月8日のニュース