関東学院大 31シーズンぶりに2部降格

[ 2012年12月8日 18:59 ]

ラグビーの関東リーグ戦の1、2部入れ替え戦で立正大に敗れて2部降格が決まり、うなだれる関東学院大の選手

 ラグビーの全国大学選手権6度制覇の関東学院大が8日、埼玉・熊谷ラグビー場で行われた関東リーグ戦の1、2部入れ替え戦で立正大(2部1位)に17―40で敗れ、31シーズンぶりとなる2部降格が決まった。

 0―35で折り返し、後半に3トライを奪ったが及ばなかった。2007年の部員による不祥事以降、実績ある選手の入学が減少。桜井勝則監督は「人も集まらなくなって部内の競争もなくなった」と肩を落とし、稲垣啓太主将は「後輩たちに1部という場所を残せなかったのが一番の後悔」と無念さをにじませた。

 監督時代に関東学院大を大学日本一に6度導いた63歳の春口広部長は「(昇格した)30年前を思い出した。その時と正反対の結果だが、そこからやり直す。諦めずにやれるまでやる」と語った。

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2012年12月8日のニュース