桃田、奥原が日本初の金メダル 世界ジュニア選手権

[ 2012年11月3日 16:54 ]

女子シングルスで優勝し声援に応える奥原希望

 18歳以下によるバドミントンの世界ジュニア選手権最終日は3日、千葉市の千葉ポートアリーナで各種目の決勝を行い、シングルスで男子は18歳の桃田賢斗(福島・富岡高)、女子は17歳の奥原希望(埼玉・大宮東高)が金メダルを獲得し、1992年に始まった同選手権で日本勢初の快挙を成し遂げた。

 7月のアジアユース選手権覇者の桃田は薛松(中国)に2―1(21―17、19―21、21―19)で勝ち、昨年3位の奥原は15歳の山口茜(福井・勝山南部中)を2―0(21―12、21―9)で下した。日本協会によると、世界連盟主催大会で個人種目制覇は77年世界選手権女子ダブルスの栂野尾悦子、植野恵美子組以来。

 男子ダブルスの井上拓斗、金子祐樹組(埼玉栄高)は、香港のペアに0―2(16―21、17―21)で敗れて準優勝だった。

 ▼奥原希望 頂点に立ててうれしい。競っても焦らないように心掛けてプレーした。百パーセントの出来ではないが、主導権を握って試合をできて良かった。(共同)

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