森田2位浮上 圧巻イーグル!日本勢の意地見せる

[ 2012年11月3日 19:28 ]

USLPGAツアー スポニチ主催ミズノクラシック第2日

(11月3日 三重県志摩市・近鉄賢島カンツリークラブ=6506ヤード、パー72)
 単独首位のイ・ボミら海外勢がスコアを伸ばす中、森田が2位に浮上して優勝に望みをつないだ。飛躍が期待される22歳。「上位は素晴らしい選手ばかり。一生懸命にやらないと」と今季2勝目を虎視眈々と狙う。

 圧巻は5つスコアを伸ばして迎えた後半の13番(パー5)。残り195ヤードの第2打を5番アイアンでピン横約3メートルにつけた。「当たりも良くて、狙ったところにいった」という一打でこのホールをイーグルとし、ギャラリーを沸かせた。

 ドライバーで平均265ヤードの飛距離を誇る国内屈指の飛ばし屋。イーグルは今季9個目で、記録が残る1990年以降では、96年の福嶋晃子に並ぶツアー最多記録だ。岡本綾子に師事し、理想的なスイングをものにするため試行錯誤を続けてきた。「去年よりティーショットが曲がってないのが大きい」と成果を実感する。

 この日は14番以降の5ホールで3ボギーと粗さものぞいたが、勢いに乗れば一気にスコアを伸ばす可能性も感じさせる。「きょう以上にバーディーを取ってプレッシャーをかけたい」と話す森田が、最終日を盛り上げられるか。

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2012年11月3日のニュース