両横綱が住吉神社土俵入り 日馬富士は“はしご”

[ 2012年11月3日 18:36 ]

 大相撲九州場所(11日初日・福岡国際センター)を前に白鵬、日馬富士の両横綱が3日、福岡市博多区の住吉神社で日本相撲協会主催の奉納土俵入りを行った。集まった約3500人のファンの前で、両横綱とも不知火型を披露した。

 16場所ぶりにそろった東西の横綱による、千秋楽の全勝決戦も期待されている。白鵬は自身の取り口を「柔」、新横綱を「剛」と見立て「秋場所では私の剛の部分も多少出せた。柔と剛、両方を合わせられるよう精進したい」と4場所ぶりの賜杯をにらんだ。

 日馬富士は住吉神社の次に熊本県玉名市の蓮華院誕生寺へ向かい、大祭でこの日2度目の土俵入りを行った。行事続きで稽古時間の確保が難しいが、夜間に四股を踏むなどしてカバーしているという。「本当にいろいろな経験をしている。良いことだ」と多忙にも前向きだった。

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2012年11月3日のニュース