鈴木聡美　最後のインカレで有終の美

女子２００メートル平泳ぎで優勝し、ガッツポーズの鈴木聡美

水泳日本学生選手権最終日

（9月9日 東京辰巳国際水泳場）
　女子２００メートル平泳ぎは鈴木が貫禄勝ちし、最後のインカレで有終の美を飾った。予選は５位通過で「（五輪で）メダルを取った選手が負けたらどうなるのか」との思いも頭をよぎったそうだが、決勝は不安を吹き飛ばすように前半から飛ばし、逃げ切った。

　一気に注目される存在となったが、神田コーチは「結果が出なければ、すぐにちやほやされなくなるぞ」と慢心を戒めている。大学入学後に急成長を遂げた４年生は「いい思いがたくさんできた」と感謝を口にした。