震災後２度目のシーズン…釜石ＳＷ、開幕白星

　ラグビーのトップリーグ（ＴＬ）下部のトップイーストが８日、開幕。釜石シーウェイブス（ＳＷ）が今季昇格したヤクルトを３５―１４で破り、白星発進した。

　キックオフの午後３時時点で熊谷は気温３３・３度と、東北のチームには厳しい条件となったが、釜石ＳＷは７―７で折り返した後半に４トライを挙げて突き放した。今季から加入した元日本代表の伊藤剛臣はロックでフル出場。モールの核となったり、密集サイドを突破して引っ張り「ラグビーができるのは幸せでしたけど、きついですわ」と話した。東日本大震災後、２度目のシーズン。佐伯主将は「２年目が大事。やるだけじゃなく、勝って恩返ししたい」とＴＬ昇格へ強い意欲を話した。