石川遼 1打足りず予選落ち…ドタバタキャディー交代も

[ 2012年5月27日 06:00 ]

石川遼は急遽コンビを組んだコーパニング・キャディーをねぎらう

USPGAツアークラウンプラザ招待第2日

(5月25日 米テキサス州フォートワース・コロニアルカントリークラブ=7204ヤード、パー70)
 初日104位からの巻き返しを狙った石川遼(20=パナソニック)は2バーディー、2ボギー、パープレーの70にとどまり、通算4オーバーの80位でカットラインに1打足りず予選落ちした。スタート前にキャディーが急きょ交代するアクシデントにも見舞われ、スコアを伸ばせなかった。2週連続優勝を狙うジェイソン・ダフナー(35=米国)が通算11アンダーで首位に立った。

 初めての体験に石川のリズムは乱れっぱなしだった。早朝に前日までのキャディーだった65歳のオヘラさんが右足痛で欠場し、急きょ地元のプロゴルファー、27歳のコーパニングさんと交代。すぐに許可を取り、登録が終わったのはスタート50分前だった。バタバタの中で迎えたラウンド。1、2番は「ドタバタしそうだったけど、意外に落ち着いていた」と、連続バーディーを奪ったが、後が続かない。パープレーだったが初日の乱調が響いて予選落ち。2日間でバーディーが5つと、今季苦しむパットが決まらなかった。「一番打つ距離は3~5メートル。それを常にカップに届かせるように打ちたい」。次戦メモリアルトーナメントでは、代名詞だった“強気のパット”で流れを取り戻したいところだ。

続きを表示

2012年5月27日のニュース