日立対決はソフトウェアが勝つ!トヨタは8連勝

[ 2012年5月27日 06:00 ]

 日本女子ソフトボールリーグ(スポニチ後援)は26日、6試合が行われ、日立ソフトウェアが山中しほ(21)の力投で日立マクセルを下し、5勝目を挙げた。首位のトヨタ自動車は佐川急便に快勝し、開幕8連勝。ルネサスエレクトロニクス高崎とデンソーが6勝2敗で2位をキープした。デンソーの増山由梨(27)は大鵬薬品戦の初回、リーグ史上10人目の通算200安打を達成した。

 日立ソフトウェアは先発・山中が6回を無失点に抑え5勝目。トップをいくトヨタ自動車のアボットに1差に迫り「走者を出しても失点しない自分らしいピッチングだったかな、と思う」と振り返った。6回1死二塁から中越えに先制打を放った浜本は「調子がいい訳ではないが、チャンスに打ててよかった」と笑顔。全選手の中でただ一人開幕から続けている連続試合安打を8に伸ばし、満足そうだった。

 <ルネサスエレクトロニクス高崎 サヨナラ勝ちにも苦言>サヨナラ勝ちにも宇津木監督の表情はさえなかった。3安打の内容に「いつでも打てる、という気持ちで打席に立っているからこんな内容になる」と厳しい口調だ。2回に森の本塁打で先制も、3回以降はシオノギ製薬の新人・村上を崩せず7回に追いつかれた。8回1死一、三塁から中野の二ゴロが相手のエラーを誘い白星を拾った。指揮官は「これも若い選手にはいい経験になる」と苦笑いするしかなかった。

日立ソフトウェア(5勝3敗)
 000 005 0─5
 000 000 1─1
日立マクセル(2勝6敗)
 (ソ)山中、山口―眞鍋
 (マ)西村、豊崎―篠田

シオノギ製薬(1勝7敗)
 000 000 10─1
 010 000 01X─2
ルネサスエレクトロニクス高崎(6勝2敗)
 (タイブレーク8回)
 (シ)村上、松本、安福―橋元
 (ル)中野、黒川、上野―峰

デンソー(6勝2敗)
 510 000 1─7
 100 020 0─3
大鵬薬品(2勝6敗)
 (デ)テーラー、山田、重藤―伊藤
 (大)江本、梅津、井俣―増井、三崎

太陽誘電(4勝4敗)
 000 002 0─2
 000 000 0─0
戸田中央総合病院(3勝5敗)
 (太)藤田―佐藤
 (戸)李―鶴沢

豊田自動織機(5勝3敗)
 003 003 1─7
 000 000 0─0
ホンダ(3勝5敗)
 (豊)ローリー、栗田―ウィリス
 (ホ)西岡、金尾―武藤

佐川急便(3勝5敗)
 020 000 0─2
 410 100 X─6
トヨタ自動車(8勝)
 (佐)スメサート、信長―山科
 (ト)山根、中村友―渡辺

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2012年5月27日のニュース