３敗死守した栃煌山　賜杯に意欲「そういう気持ちもある」

大相撲夏場所１３日目

（5月18日 両国国技館）
　栃煌山は辛くも３敗を守った。立ち合いは安美錦に当たり負け。「仕切っているときに肩に力が入り、体が重く感じた」という。土俵際で組み止めて一気に押し返したものの「きょうのような相撲では駄目」と反省した。

　１４日目に新大関鶴竜戦が組まれた。過去９勝１１敗と競っており「やりがいがある。気合が入る」と意気込む。これまでは優勝争いへの言及は避けてきたが「そういう気持ちもある」と賜杯への思いを隠さなかった。