遼　公約通り６アンダーで今季自己ベスト６６

３番、ティーショットを放つ石川遼

男子ゴルフツアーとおとうみ浜松オープン第１日

（5月17日 静岡県浜松市　グランディ浜名湖ゴルフクラブ＝７０５４ヤード、パー７２）
　石川は公約通りの滑り出しとなった。前日に「４アンダー＋アルファ」とノルマを語っていたが、３番で１．５メートルを沈め、５番まで３連続バーディー。終盤の１６、１７番でボギーを叩いたものの１８番パー５でバーディーを奪い返し、今季ベストの６６で首位と２打差で８位につけた。

　「アイアンが良くなっている。パッティングもストロークが良くなったし、それ以上にコースとの相性が良い」と歯車のかみ合った内容に手応えを得た。９番パー５では右隣の１７番のフェアウエーから浮島グリーンを狙う裏道作戦に出たが、１打目がラフにつかまり２打目を“池ポチャ”。それでも４打目を１メートルに寄せパーをセーブするリカバリーもあった。

　今大会後に渡米するが、全米オープンの出場権を得るためには週明けの世界ランクで６０位（現在は５８位）に入ることが必要。「そのためにも今週は大事。弾みをつけたい」と２年ぶりの優勝へ意欲をのぞかせた。