エジプト出身の大砂嵐が全勝優勝 幕下は寺下が制す

[ 2012年5月18日 20:51 ]

大相撲夏場所13日目

(5月18日 両国国技館)
 大相撲夏場所13日目の18日、序ノ口はアフリカ大陸から初の力士となった大砂嵐(エジプト出身、大嶽部屋)が7戦全勝し、初めてしこ名が番付に載った場所を優勝で飾った。

 幕下は東洋大出身の寺下(石川県出身、阿武松部屋)が全勝で並んだ兜岩(熊本県出身、木瀬部屋)を下して優勝した。

 6連勝が3人いた三段目は、元十両の出羽鳳(大阪市出身、出羽海部屋)との直接対決に勝った太田(徳島県出身、北の湖部屋)が制した。もう1人の全勝だった大瑠璃(栃木県出身、阿武松部屋)が、序二段の巨東(福島県出身、玉ノ井部屋)に敗れたため、優勝が決まった。

 序二段は巨東と聡ノ富士(群馬県出身、伊勢ケ浜部屋)が7戦全勝で並び、20日の千秋楽で優勝決定戦に臨む。

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2012年5月18日のニュース