八木かなえが五輪出場報告「ベストの記録を目指したい」

[ 2012年5月18日 18:12 ]

ウエイトリフティング部員の出迎えを受け、花束を手渡されるロンドン五輪の重量挙げ女子代表の八木かなえ(手前左)

 ロンドン五輪の重量挙げ女子53キロ級代表に決まった八木かなえ(19)=金沢学院大=が18日、金沢市内の高校で出場報告会を行った。約30人のウエイトリフティング部員の出迎えを受け、花束を手渡された八木は「(五輪では)ベストの記録を目指したい」と笑顔で意気込みを語った。

 八木とともに報告会に出席した女子75キロ超級代表の嶋本麻美(24)=金沢学院大職=は「誇りをもって一緒にがんばろう」とエールを送った。

 この日は練習も公開され、金沢学院大の阿波裕子監督は「腰のけががくせになっているので、体幹を鍛えることが今後の課題」と指摘した。「自分の体重以上のバーベルを軽々持ち上げるところに魅力を感じ、高校ではすぐ入部を決めた」と八木。世界ジュニア選手権6位の結果を受け「周りも強くなっているので負けていられない」と大舞台を見据えた。

続きを表示

2012年5月18日のニュース