所要71場所…モンゴル出身の鬼嵐、スロー出世濃厚

[ 2012年5月18日 20:54 ]

大相撲夏場所13日目

(5月18日 両国国技館)
 モンゴル出身で西幕下2枚目の鬼嵐(朝日山部屋)が十両の益荒海との一番を制して5勝目を挙げ、来場所での新十両を濃厚にした。所要71場所で昇進すれば、65場所の千昇(式秀部屋)を抜いて外国出身力士で最も遅い出世となる。

 東幕下11枚目だった先場所は全勝対決で敗れて優勝を逃した。悔しさを糧にした鬼嵐は「(3連勝後の)4番相撲から緊張しっぱなし。後は(発表を)待つだけです」と浮かれ過ぎずに話した。

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2012年5月18日のニュース