日本陸連の河野副強化委員長…「女子はメダル、男子は入賞」

[ 2012年3月12日 16:43 ]

 日本陸連は12日、東京都内で理事会を開き、ロンドン五輪マラソン代表に女子は重友梨佐(天満屋)木崎良子(ダイハツ)尾崎好美(第一生命)、男子は藤原新(東京陸協)山本亮(佐川急便)中本健太郎(安川電機)の6人を決定した。全員が初代表。異色の公務員ランナー、川内優輝(埼玉県庁)は落選した。

 記者会見した日本陸連の河野匡強化副委員長は「今、世界で戦えるメンバーを選んだ。女子は願わくばメダルを狙いたい。男子は現実的には入賞を目指しながら、少しでも順位を上げる準備をしたい」と目標を掲げた。補欠の女子は昨夏の世界選手権5位の赤羽有紀子(ホクレン)、男子は世界選手権7位の堀端宏行(旭化成)を選んだ。

 女子は大阪国際を制した24歳の重友、横浜国際で優勝した26歳の木崎が順当に決まり、3人目の枠で11日の名古屋で日本人トップの2位に入った30歳の尾崎が入った。

 男子の3人目は中本が「安定感」を評価され、福岡国際で日本人トップだった川内は再挑戦した東京での失敗が響いた。

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2012年3月12日のニュース