元浜錦の春日山 部屋を継承…「親方有意義な現役生活だった」 

[ 2012年3月12日 15:50 ]

記者会見で現役時代を振り返る春日山親方=12日、大阪府立体育会館

 大相撲の元幕内浜錦で2月29日に引退した春日山親方(35)=本名高浜竜郎、熊本市出身=が12日、大阪府立体育会館で記者会見し、「けがで幕下生活が長引き、苦しかったけど、いろいろなことを学んだ。有意義な現役生活だった」と晴れやかに話した。

 日大で同期だった元琴光喜、高見盛とともに1999年春場所で初土俵。「実力は2人の方が上で、活躍を見て励みにしていた」と話す。幕内を7場所務めたが、右膝などの故障に苦しんだ。

 現役時代は追手風部屋に所属。日本相撲協会の理事職に専念する先代春日山親方の雷親方(元幕内春日富士)に代わって、引退と同時に春日山部屋の師匠になった。「若輩者の自分にとって重責だと感じるが、我慢強い力士を育てていきたい」と話した。

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2012年3月12日のニュース