団体アテネ金メダリストの中野が引退…指導者の道に

[ 2012年3月11日 06:00 ]

 体操男子で04年アテネ五輪団体総合金メダリストの中野大輔(29=朝日生命)が10日、現役を引退したことを明らかにした。

 08年北京五輪代表の坂本功貴氏と一緒に体操教室を開設し、指導者の道に進む。中野は昨年9月の全日本社会人選手権で右膝のじん帯を断裂。「ロンドン五輪に向けて頑張ろうと思ったが、大ケガをして引退を決意した。ずっと前から指導者の夢を持っていた」と話した。中野は京都・洛南高を経て、九州共立大時代にアテネ五輪代表入り。同五輪では5位だった得意の平行棒のほか床運動、鉄棒で種目別決勝に進出した。

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2012年3月11日のニュース