北島 200も制す 五輪へ「ワンステップ上げるための作戦は考えている」

[ 2012年3月11日 12:40 ]

 競泳男子平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)が10日、米オハイオ州コロンバスで行われたグランプリシリーズのコロンバス大会に出場し、200メートル平泳ぎを2分10秒35で制し、前日の100メートル平泳ぎと合わせて2種目制覇した。

 全体1位だった予選に比べて「決勝は力んだ」と苦笑したが「馬力はついている。ここからワンステップ上げるための作戦は考えている」と、ロンドン五輪代表選考会を兼ねた4月の日本選手権に向けて自信をにじませた。

 昨年は東日本大震災の被災地で水泳教室を開いた第一人者は「ことしは五輪という世界が注目する大会がある。日本に発信するメッセージも強いと思う。僕は絶対に五輪に行かなくてはいけないと思っている」と大舞台に思いをはせた。

 男子50メートル自由形は岸田真幸(キングソフト)が22秒91で優勝。同200メートルバタフライは世界記録保持者のマイケル・フェルプス(米国)が1分55秒32で圧勝した。(共同)

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2012年3月11日のニュース