高木、1000メートルで10位「ちゃんと組み立てれば…」

[ 2012年3月11日 22:17 ]

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)最終戦、ベルリン大会最終日は11日、ベルリンで行われ、女子1000メートルで17歳の高木美帆(北海道・帯広南商高)は1分17秒32で10位だった。小平奈緒(相沢病院)は1分17秒45で12位、辻麻希(十六銀行)は1分18秒68で19位と振るわなかった。クリスティン・ネスビット(カナダ)が1分15秒04で圧勝し、今季同種目5勝目を挙げた。

 高木は女子1000メートルで日本勢トップの10位。だが、向上心の強い17歳のホープは「ちゃんと組み立てれば1分17秒を切れたと思う。もったいないことをした」と貪欲だった。

 前日滑った1500メートルのイメージが体に残り、抑えようと意図したわけではないが、最初の200メートルが想定よりも遅かったという。「1000メートルは速いラップタイムを出してなんぼ。上を狙うには、このままの入りでは限界がある」とスタートの改善を課題に挙げた。(共同)

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2012年3月11日のニュース