「コースで生きていると感じた」桃子、今季も“谷口流”

[ 2012年3月1日 06:00 ]

前夜祭で笑顔を見せる(左から)横峯さくら、宮里美香、上田桃子、諸見里しのぶ

 女子ゴルフの開幕戦・ダイキンオーキッドレディス(2日開幕、沖縄・琉球GC)に出場する上田桃子(25=フリー)が29日、練習ラウンドを行った。米ツアー2戦をこなしてからの国内初戦とあって「今週もいい状態で臨めていると思います」と、仕上がりの良さをアピールした。

 オーストラリア人コーチのスティーブ・マクレイ氏とは昨年限りで契約を打ち切り、オフは「1人でやってきた」と語る。技術面は“独学”で挑む新シーズン。しかし、精神面の師匠は変わらない。2月上旬に男子の谷口徹の合宿に参加し「コースの攻め方、考え方を教えてもらった。それがコースで生きていると感じた」と、前週のHSBC女子チャンピオンズでは納得の13位につながった。

 谷口とのコンビは昨秋から。初めて指導を受けた直後のミズノクラシックで復活優勝を果たしている。今年も、マネジメント重視で「ゲームを楽しむ」という“谷口流”をベースに「勝ちにこだわってプレーしたい」と、日米両ツアーで勝利を目指す。

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2012年3月1日のニュース