五輪ボート選考やり直しで武田、浦とのペアを要望

[ 2012年3月1日 19:35 ]

 ボートのロンドン五輪アジア予選男子軽量級ダブルスカルの代表選考結果取り消しを勝ち取った武田大作(38)=ダイキ=は1日、昨年11月の最終選考会の結果に基づき1位の浦和重(NTT東日本東京)と2位の武田を代表に選ぶよう文書で日本協会に申し入れた。

 選考で補欠に回された武田の申し立てを受け、日本スポーツ仲裁機構は選考過程に著しく合理性を欠く部分があったと判断した。協会は選考のやり直し方法を検討しているが、武田は再レースになった場合、代表に決まり強化合宿をしてきた選手との対戦は「公平に反する」などと主張した。

 日本協会の相良彰敏強化委員長は「意見は真摯に受け止める」と述べ、早急に結論を出す考えを示した。

 五輪4大会連続出場の武田は2004年アテネ、08年北京の両五輪で浦とペアを組んでいる。

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2012年3月1日のニュース