また回転不足…真央それでも前向き「挑戦して跳べたのはプラス」

[ 2012年2月12日 16:10 ]

女子フリーでトリプルアクセルを試み、着氷する浅田真央。SPに続いて回転不足と判定された

 フィギュアスケート四大陸選手権第3日は11日、米コロラド州コロラドスプリングズで行われ、女子ショートプログラム(SP)1位の浅田真央(21=中京大)はフリーでトリプルアクセル(3回転半)に挑戦したが124・37点で全米女王アシュリー・ワグナー(20)に次ぐ2位。合計でも188・62点の2位で、2季ぶりの優勝を逃した。

 浅田はSPに続き、この日も演技冒頭でトリプルアクセルに挑戦。回転不足と判定されたのは「残念」としながらも、「自分の中で挑戦して跳べたのはすごいプラスだと思う」と前向きに捉えた。

  ただ、演技全体で「取りこぼしが何カ所かあった」と反省。3回転ルッツは着氷で右手をつき、3回転サルコーは2回転になった。二つのミスによる減点が響き、ほぼ完璧に滑ったワグナーに3・79点差で逆転された。

 3月には世界選手権が控える。浅田は大舞台へ向けて「目標はショート(プログラム)とフリーでトリプルアクセルを跳ぶことと、フリーでのマイナスの部分をなくすこと」と意欲的に語った。

続きを表示

この記事のフォト

2012年2月12日のニュース