10歳の横綱・秀ノ山子孫が把瑠都押し出した!

[ 2012年2月12日 06:00 ]

<第45回NHK福祉大相撲>把瑠都(右)に挑戦した第9代横綱・秀ノ山の子孫の小野寺大耀くん

 NHK福祉大相撲 NHK福祉大相撲が11日、東京・両国国技館で行われ、「ちびっこ力士関取に挑戦」のコーナーには東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市出身で、江戸時代末期に活躍した第9代横綱・秀ノ山の末裔(まつえい)の小野寺大耀(たいよう)くん(10)が登場。大相撲春場所(3月11日初日、大阪府立体育会館)で綱獲りを狙う大関・把瑠都の胸を借りた。

 小学4年で1メートル48、53キロの立派な体格で、把瑠都を押し出し素質の片りんを見せた。秀ノ山は小野寺くんの父・学さん(47)の母親の祖先で「(気仙沼にある)銅像は津波にのまれたが全く被害はなかった。その人が祖先で凄くうれしい」と笑顔。大関・稀勢の里のファンで、昨年はわんぱく相撲の全国大会にも出場している。「将来は横綱になりたい」と角界入りを目指している。

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2012年2月12日のニュース