中3渡部 200平V!五輪切符争う鈴木に勝つ

[ 2012年2月12日 19:10 ]

女子200メートル平泳ぎで優勝し笑顔を見せる渡部香生子

 短水路(25メートルプール)で争う競泳の日本選手権最終日は12日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートル平泳ぎは東京・武蔵野中3年の渡部香生子(JSS立石)が2分19秒14で優勝した。

 日本選手権で五輪切符を争う鈴木聡美(山梨学院大)らを抑え「鈴木さんと直接戦うことができて、いい刺激になった」と収穫を口にした。序盤は隣のコースの鈴木が短水路日本新記録ペースで飛ばし、中盤は高橋(日体大)が引っ張った。それでも「勝負は後半。最後は1番になろうと思って全力で泳いだ」と残り15メートル付近で高橋をとらえ、タッチ勝負を制した。

 女子50メートル平泳ぎは鈴木聡美(山梨学院大)が予選で出した30秒24の短水路日本新記録を決勝で0秒01更新し勝利。200メートル平泳ぎは3位だった。

 男子200メートル平泳ぎは立石諒(NECグリーン)が2分3秒82で制し、100メートルとの2冠に輝いた。女子100メートル背泳ぎは酒井志穂(ブリヂストン)が57秒55で、男子200メートル個人メドレーは萩野公介(御幸ケ原SS)が1分54秒89で勝った。

 男子100メートル背泳ぎの古賀淳也(第一三共)は予選全体の9位で決勝に進めなかった。

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2012年2月12日のニュース