渡部暁が２位！３試合連続今季６度目の表彰台

Ｗ杯複合個人第16戦で２位に入り、３戦連続表彰台に上がった渡部暁斗（左）

　ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）複合は１２日、カザフスタンのアルマトイで個人第１６戦を行い、２３歳の渡部暁斗（北野建設）が２位に食い込み、３試合連続今季６度目の表彰台に立った。

　Ｗ杯個人総合２位の渡部暁は前半飛躍（ＨＳ１４０メートル、Ｋ点１２５メートル）で１３２メートルを飛び、トップに立った。後半距離（１０キロ）で、飛躍１０位のミッコ・コクスリェン（ノルウェー）に逆転されたが、その他の選手は抑えた。コクスリェンは前日に続く優勝で、今季３勝目、通算４勝目。

　渡部善斗（早大）は２９位、湊祐介（東京美装）は３０位、加藤大平（サッポロノルディックク）は３２位だった。

　▽渡部暁斗の話　満足している。霧で視界が悪かったが、いいジャンプができた。距離はうまくペースをつくりながら走れた。コクスリェンはやはり速かった。