課題は4回転の精度向上…高橋 チャンと「かなりの差感じた」

[ 2012年2月12日 15:23 ]

 フィギュアスケートの四大陸選手権男子2位の高橋大輔(関大大学院)が一夜明けた11日、米コロラド州コロラドスプリングズで記者会見し、3月の世界選手権(ニース=フランス)に向け「4回転ジャンプを詰めていきたい」と意欲を見せ、大技の精度向上と体力強化に主眼を置く意向を明らかにした。オフに鍛えたフランスでの練習も検討するという。

 高橋はフリーで4回転が両足着氷となった。優勝した世界王者のパトリック・チャン(カナダ)が4回転―3回転と単発の4回転を決めた内容に「かなりの差を感じた」と言う。良い動機づけになったそうで「今季は無理でも、今後どれだけ差を縮められるか。2年の間に一番争いに入っていけるようにしたい」と、2年後のソチ冬季五輪まで長期的に鍛える考えを強調した。(共同)

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2012年2月12日のニュース