辻、女子500メートル2位 及川3位、加藤は6位

[ 2011年11月18日 21:16 ]

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)今季第1戦、チェリャビンスク大会は18日、ロシアのチェリャビンスクで開幕し、女子500メートルで辻麻希(十六銀行)が38秒223でタイシャ・ウーネマ(オランダ)と同タイムの2位に入り、同種目で初の表彰台に立った。于静(中国)が37秒81で優勝し、小平奈緒(相沢病院)は38秒54で11位だった。

 男子500メートルは及川佑(大和ハウス)が35秒07で3位。加藤条治(日本電産サンキョー)は35秒21で6位、長島圭一郎(日本電産サンキョー)は35秒22で7位だった。ペッカ・コスケラ(フィンランド)が35秒00で優勝した。

 女子3000メートルはマルティナ・サブリコバ(チェコ)が4分6秒54で制し、穂積雅子(ダイチ)は4分8秒92で7位だった。

 ▼及川佑の話 レース前から、例年より体が動いてくれる感覚があった。レースでもイメージ通りに体が反応した。ミスは多かったが、想像よりいいタイムが出た。

 ▼加藤条治の話 スタートも全然(氷に)かまなかった。全然駄目でした。とりあえず早くトップに行けるようにしたい。

 ▼長島圭一郎の話 最初の200メートルで加速できなかった。体重をかけきれず、バランスを崩してしまった。ミスへの対応が鈍かった。

 ▼小平奈緒の話 体調を崩していたので、とりあえず乗り切ることを考えた。体調を良くして、思い切りレースができるようにしたい。

 ▼辻麻希の話 思ったより足は動かなかったが、自己ベストが出せた。初戦にしてはいい滑りができた。去年くらいから、リラックスした状態でレースができている。

 ▼穂積雅子の話 後半にラップが落ちてしまった。気持ちの部分で弱いところがある。表彰台に上がらないと意味がない。

 ▼石野枝里子の話 最初から思い切り行かず、ずるずると落ちてしまった。どんなときも攻めていくレースをしないといけない。滑り自体は悪くなかった。

 ▼羽賀亮平の話 カーブの入り口でブレードが氷に刺さってしまった。いつもやっているミスなので、なくしていかないと上のレベルで戦えない。(共同)

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2011年11月18日のニュース