日本、米国破るも4位…中国の勝利で五輪切符お預け

[ 2011年11月18日 20:42 ]

アメリカに勝ち、喜ぶ木村(右)

 3位までがロンドン五輪出場権を得るバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会最終日は18日、東京・国立代々木競技場などで行われ、日本は米国に3―0で快勝し、8勝3敗の勝ち点24で4位となり、今大会での五輪切符を逃した。10勝1敗のイタリアが勝ち点28で2連覇を達成した。2位は同26の米国で、中国もドイツに勝って同26の3位となって五輪行きを決めた。

 前の試合で中国が勝ったために五輪出場権獲得が持ち越しになった日本は、第1セットをエース木村(東レ)らが活躍して29―27で奪って勢いに乗り、第2セット以降は米国を寄せ付けなかった。日本は1989年大会の4位以来の好成績。

 日本は、来年5月の五輪最終予選兼アジア予選(日本)に挑む。

 男子大会は20日に名古屋市などで開幕する。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 最後に勝って終わろうと指示した。レシーブが良かった。特に佐野と竹下が頑張った。(来年)5月の五輪予選で切符を取って、ロンドン五輪でメダルに挑戦する。

 ▼マッカーチョン米国監督の話 日本は大会後半に入って調子を上げ、この試合もいいディフェンスをした。(米国は)五輪切符を獲得するのが目的だったので、達成できたのは良かった。

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2011年11月18日のニュース