明大ＷＴＢ山中　帝京大戦で“Ｖトライ”誓う！

帝京大戦でトライを宣言した明大ＷＴＢ山中

　関東大学ラグビー対抗戦グループで５戦全勝の明大が１７日、東京・八幡山グラウンドで帝京大戦（２０日、秩父宮）に向けて最後の本格的な練習を行い、今季チーム最多７トライのＷＴＢ山中翔平（４年）が勝利を呼び込むトライを奪って１３年ぶりの優勝に導くことを誓った。

　昨季までＳＨだったが、今シーズン初めからスピードと強さを生かして転向。現役時代に同じポジションだった吉田義人監督から薫陶を受けると「ＷＴＢがはまった」（吉田監督）と急成長した。山中は「ＦＷが互角だと思うのでバックスが助けたい。トライを狙いにいく」と意欲満々だ。チームは前戦慶大戦（３日）を欠場したＣＴＢ溝口主将とＳＨ秦の先発復帰も決定。ベスト布陣で大学王者に挑む。