ブータン国王に井上康生氏 華麗な内股を披露

[ 2011年11月18日 06:00 ]

井上康生氏(後列右端)や上村春樹館長(前列右端)らと記念写真に納まるブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻

 来日中のブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻が17日、東京都文京区の講道館を訪問し、シドニー五輪男子100キロ級金メダルの井上康生氏やアテネ、北京五輪女子63キロ級金メダルの谷本歩実さんらの技や子供たちの稽古を約1時間見学した。

 国王は2年間の柔道経験があり、稽古前には講道館の上村春樹館長から初段の認定証と柔道着や黒帯を贈呈された。国王の前で華麗な内股を披露した井上氏は「陛下は柔道の心を非常に理解されている。日本の柔道は世界のトップだと言っていただいた。貴重な経験だった」と緊張気味に話した。

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2011年11月18日のニュース