最多2枠確保 “内弁慶”脱した伊藤「最低限の仕事できた」

[ 2011年11月18日 09:47 ]

トランポリン世界選手権

(11月17日 英バーミンガム)
 ロンドン五輪でメダルを有望視される日本男子で、エースに成長した23歳の伊藤、経験豊富な27歳の上山が五輪出場枠を確保。最多2枚の切符を得られる唯一のチャンスをものにし、伊藤は「最低限の仕事ができた」と胸をなで下ろした。

 昨年、台から外れる痛恨の失敗で予選落ちした伊藤は「リベンジの思いも大きかった」と言う。今季は世界ランキング1位と活躍し、国際舞台で実力を発揮できない“内弁慶”を脱した。深めた自信と世界屈指の跳躍力を武器に新エースの重責を全うした。

 上山は左足首の故障を感じさせない安定感が光った。台の中心を捉える「ことし一番」の出来で、4大会連続メダリストの底力を示した。(共同)

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2011年11月18日のニュース