平均台練習でミス…理恵「気がありすぎて…」尻もち

[ 2011年10月5日 06:00 ]

公式練習で調整する田中理恵

 7日開幕の体操・世界選手権に向けて日本女子が4日、本番会場の東京体育館で試合を想定した公式練習を行った。

 8日の団体総合予選と同時刻の午後8時開始、入場のアナウンスもあり審判が見つめる中、同じ種目順で演技。1種目目の平均台で09年世界選手権個人総合銅メダリストの鶴見虹子(19=朝日生命)が落下、田中理恵(24=日体大大学院)も着地で大きくバランスを崩して尻もちをついたが、悲壮感はない。田中は「いつもより元気がありすぎて…」とスマイルを見せた。

 床運動、跳馬、段違い平行棒では2人とも安定した演技を披露。「平均台では硬かったけど、あとはほぼ出来上がっている。きょうは80点くらい」と塚原監督も手応えを口にした。団体総合予選8位以内で決勝に進出すれば、ロンドン五輪の出場権を獲得。夢切符をつかむための準備は、着々と進んでいる。

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2011年10月5日のニュース