フェレール撃破ならず…錦織ストレート敗退

[ 2011年10月5日 06:00 ]

試合前、コイントスを行った世界陸上金メダリストの室伏(中央)はフェレール(左)と錦織と共に記念撮影を行う

楽天ジャパン・オープン第2日

(10月4日 東京・有明テニスの森公園)
 シングルス1回戦で錦織圭(21=ソニー)は世界ランク5位のダビド・フェレール(29=スペイン)にストレートで敗れた。伊藤竜馬(23=北日本物産)は4度目の出場で大会初勝利を挙げた。杉田祐一(23=三菱電機)、添田豪(27=空旅ドットコム)はともに敗れた。

 第1セットは連続ブレークで3―1までリードした錦織だったが、08年の全米の再現はならなかった。今大会第3シードのフェレールに無念のストレート負け。「プレー自体の調子は良かったけど、大事なところでミスしないのがトップ10選手。集中力が課題」と悔しさをかみ殺した。

 それでもフェレールが「難しい試合だった」と振り返ったように、バックハンドで積極的に攻めたのは錦織の方。今大会で白星を挙げれば、松岡修造と並んでいた日本男子最高タイの46位を更新する可能性も高かった21歳は「今年は残り4戦で結果を出して、早くトップ30に入りたい。次の課題はトップ10選手に勝つこと」と前だけを見つめた。

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2011年10月5日のニュース