相撲協会 「強くなるための食事学ぶ」研修会実施

[ 2011年10月5日 17:59 ]

 日本相撲協会は5日、東京・両国国技館で「健康で強くなるための食事」と題し、力士や親方ら全協会員を対象とした研修会を実施した。

 講師は慶大スポーツ医学研究センターの勝川史憲副所長が務めた。サーロインやひき肉など種類別に牛肉の栄養素を分析したり、体作りの観点から稽古後2時間以内の食事を勧めた。部屋によって血液検査の数値が異なることも紹介し、注意喚起。横綱白鵬は「肉を食べることが多いので、(栄養を)意識しないといけない」と話した。

 研修会は、八百長防止案を検討した新生委員会からの提言に基づき、東京開催場所後に行うもので、今回が2回目。相撲協会の二所ノ関広報部長(元関脇金剛)は「相撲の原点は土俵。充実した土俵のためにも健康は基本になる」と説明した。

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2011年10月5日のニュース