遼“原点回帰”小学時代のコーチの指導で調子上向き

[ 2011年10月5日 06:00 ]

ラウンド前、佐々木孝則臨時コーチ(左)が見つめる中、ドライバーの練習をする石川遼

 石川遼(20=パナソニック)が“原点回帰”で今季初勝利を目指すことになった。

 6日開幕のキヤノン・オープンに向け、4日は会場の戸塚CCで9ホールの練習ラウンドを行った。前戦のコカ・コーラ東海クラシックではドライバーショットの精度を欠き、27位と苦戦。この日は小学生時代に指導を受けたプロコーチの佐々木孝則氏(49)をコースに呼びチェックを受けた。

 佐々木氏は「いろいろなことをやりすぎて、しなやかさを見失っている。一度リセットしよう」と原点に戻ることを説き、技術的には「アドレス時に肩が開いていることと、体の回転に必要な下半身の動き」を指摘。石川はこの日、7ホールで4度フェアウエーを捉えるなど調子は上向きで「(佐々木氏は)昔から自分のスイングの良い部分も悪い部分も知っている。きょうは気持ち良く振れた」と効果を語った。

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2011年10月5日のニュース