河野新理事長、日本スポーツ振興センターに「情報部門を」

[ 2011年10月5日 18:52 ]

 サッカーくじの運営や国際競技力向上の役割を担う日本スポーツ振興センターの理事長に1日付で就任した河野一郎氏(64)が5日、東京都内で記者会見し、来年のロンドン五輪に向けて「情報が一つの鍵になる」と述べ、多方面から情報を集約する部門を年内にも設置する考えを示した。

 小野清子前理事長からバトンを受けた河野氏は、これまで2016年東京五輪招致委員会事務総長や日本アンチ・ドーピング機構会長を歴任。東京が再挑戦する20年五輪招致を視野に入れた国立競技場の改築には「夢が広がる。大きな課題として考えたい」と前向きに受け止めた。「くじの配分額を大きくできるよう日本のスポーツ界を推進したい」と所信表明し、理事を務める日本オリンピック委員会のほか、日本体協と連携を強化することも強調した。

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2011年10月5日のニュース