藍、5年ぶり“第二の故郷”も…ライン読めず40位

[ 2011年9月24日 06:00 ]

1番、東北勢を応援する横断幕を背にバーディーパットを外しがっくりの宮里藍。初日は1オーバーで40位タイ

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第1日

(9月23日 宮城・利府GC=6550ヤード、パー72)
 宮里藍は感傷に浸る余裕もなく、我慢のゴルフを強いられた。優勝した06年以来、5年ぶりに高校時代を過ごした宮城での試合出場。「自分のことを修正するのに集中していた」と左に引っかかるショットのやりくりに追われ、グリーン上でも苦戦が続いた。

 開幕前は台風の影響でほとんどラウンドできず、「ラインを薄めに読んで外れることが多かった」とグリーンのくせをつかめていなかった。約1年半ぶりに同組となった横峯と談笑する場面も多かったが、5打差の40位と振るわない初日になった。

 2日目は東北高の後輩の有村と同組。過去に一緒に回った4試合はいずれかが優勝(宮里、有村ともに2勝)というデータもある。「アメリカでプレーしているより何十倍ものギャラリーがついてくれる。何とかして応援を結果でお返ししたい」と“東北コンビ”での浮上を狙う。

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2011年9月24日のニュース