1勝5敗 琴欧洲休場…師匠が勧告「相撲になっていない」

[ 2011年9月17日 09:08 ]

 大相撲の西大関琴欧洲(28)=本名カロヤン・マハリャノフ、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋=が秋場所7日目の17日、日本相撲協会に「右肘内側側副じん帯損傷、右膝蓋大腿関節症で全治2週間の見込み」との診断書を提出して休場した。このまま負け越せば、11月の九州場所では4度目のかど番となる。

 場所前の稽古で右肘を痛めた琴欧洲は、古傷の右膝の状態も思わしくなく、初日から3連敗するなど1勝5敗と精彩を欠いていた。休場は5月の技量審査場所以来で通算4度目。7日目の対戦相手、栃ノ心は不戦勝。

 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「もう休めと言った。相撲になっていない。九州で相撲を取る時はもう一回り大きくなって相撲を変えなきゃ駄目」と話した。

 今場所の十両以上の休場者は途中出場の十両碧山を含めて4人目。

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2011年9月17日のニュース