24年ぶりVへ NZ白星発進も思わぬ苦戦

[ 2011年9月10日 06:00 ]

<ニュージーランド・トンガ>後半、トンガ選手にタックルするニュージーランドのマコウ

W杯1次リーグA組 ニュージーランド41―10トンガ

(9月10日)
 地元開催でW杯での24年ぶり2度目の優勝が至上命令となっているニュージーランドが、トンガに思わぬ苦戦をした。前半は甘いタックルをすり抜け、WTBカフィ、FBタグが2トライずつ挙げて29―3でリードした。

 しかし、トンガの防御の出足が速くなった後半は攻め込まれる時間が増え、ゴール前でFWの突進を繰り返されてトライを奪われた。最後は31点差で勝ったが、絶対の優勝候補にしては物足りない内容だった。

 それでも、ヘンリー監督は「10点満点で6、7点。まだ始まったばかりで少し緊張があった」と6週間に及ぶ大会の初戦として及第点。トンガのF・マカ主将が「次につながるいい戦い」と振り返った試合は、16日にオールブラックスと対戦する日本にとって防御面でヒントになりそうだ。

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2011年9月10日のニュース