パッカーズ開幕戦白星 コッブが最長リターンTD

[ 2011年9月10日 06:00 ]

<パッカーズ・セインツ>108ヤードのリターンTDを決めたコッブ

NFL パッカーズ42―34セインツ

(9月8日)
 NFLの10年シーズンが8日にウィスコンシン州グリーンベイで開幕。昨季のスーパーボウルを制したパッカーズが42―34で08年度の覇者セインツを下して初戦を白星で飾った。スーパーボウルでMVPとなったQBアーロン・ロジャース(27)は312ヤード、3TDパスをマーク。新人WRのランドール・ロジャース(21)がキックオフからNFLタイ記録となる108ヤードのリターンTDを決め、終了間際のピンチを守備陣が防いで勝利をもたらした。

 パッカーズはドラフト2巡目(全体64番目)で指名されたケンタッキー大出身のコッブが大活躍。第1Q残り11秒にロジャースから32ヤードのTDレシーブを決めると、第3Qには自陣エンドゾーン内から108ヤードを走りきってTDをマークした。大学1年までQB登録されていた万能選手。「スーパーボウルの優勝メンバーのために、何か貢献したかった」と語ったルーキーが、NFLデビュー戦で即戦力の評価にふさわしい活躍を見せた。

 ≪最長リターンTD並んだ≫キックオフからの最長リターンTDは07年9月にペイトリオッツのホッブスがマークした108ヤード。コッブの記録はこれに並んだ。キックオフからのリターンTDはパ軍の選手としては11年ぶり。

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2011年9月10日のニュース