隆の山“最小兵関取”98キロ!舞の海以来2桁

[ 2011年8月27日 06:00 ]

舞の海以来の2桁体重となる98キロの隆の山

 大相撲の全力士を対象とした健康診断が26日、東京・両国国技館で行われ、秋場所(9月11日初日、両国国技館)での新入幕が確実なチェコ出身の隆の山(28=鳴戸部屋)が、体重測定で関取最軽量の98キロを記録した。

 100キロ未満の幕内力士は、97年秋場所の舞の海(99キロ)以来で平成以降では旭道山、舞の海に続いて3人目。新十両で10勝を挙げた7月の名古屋場所では「河津掛け」や「とったり」など多彩な取り口を見せ、館内からは“横綱級”の声援が送られた。これまでは体の身軽さでファンの心をつかんでいたが、本人は不服そう。「98キロは少ないですね。秋場所に向けて、できるだけ体重を増やしていきたい」と増量を目標に掲げていた。

続きを表示

2011年8月27日のニュース