世界柔道 重量級の男子は全滅…

[ 2011年8月27日 19:29 ]

 柔道の世界選手権第5日は27日、パリで行われ、男子で2連覇を狙った100キロ級の穴井隆将(天理大職)ら重量級の日本勢4選手は全員が敗退し、今大会の日本男子のメダルは個人7階級で金2、銀2、銅1だった。

 穴井は1、2回戦を一本勝ちしたものの、3回戦でイラクリ・チレキゼ(グルジア)に一本負け。高木海帆(東海大)は初戦の2回戦で敗れた。

 100キロ超級では、5度目の出場の鈴木桂治(国士舘大教)がモハマドレザ・ロダキ(イラン)との3回戦で敗退し、昨年の無差別級王者、上川大樹(明大)は1回戦で姿を消した。

 ▽上川大樹の話 情けない。こんな柔道をしていたら、出たい気持ちはあるけど五輪は無理かなと思う。自分にあきれている。試合にもっていく調整の仕方が駄目。優勝したかった。

 ▽穴井隆将の話 負けたという現実を受け入れる。ただここで柔道人生が終わるわけではなく、来年の五輪に向けて全てやってきている。来年は必ず金メダルを取らなければならない。(共同)

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2011年8月27日のニュース